「純と愛」「あまちゃん」「純情きらり」「てっぱん」「ごちそうさん」「ちりとてちん」「ちゅらさん」
「八重の桜」「龍馬伝」「実験刑事トトリ2」「POWER　GAME ～パワーゲーム～」
「ハードナッツ！～数学girlの恋する事件簿～」「死刑台の72時間」
「ハンチョウ6～警視庁安積班～」「警視庁捜査一課9係」「リーガルハイ」「ホリックxxxHOLiC」

…と、とりあえず羅列してみましたが、まぁNHK率の高いこと(笑)。
NHKの作品ってCMないから入り込んで見られるし、録画して保存するプロセスがすんごく簡単なんですよね(笑)。
元々連続テレビ小説（以降「朝ドラ」）は好きで、結構見ていた方だと思いますし、大河ドラマもある程度完走できてたりします。
土曜ドラマに関しては今年は少なかったんですが、その代わりにBSプレミアムのドラマが増えましたね。

【連続テレビ小説「純と愛」（平成24年度後期）】
朝ドラとしては相当異質な作品だと各所でかなり叩かれまくっていましたが、ワタシはそれほど悪い印象を受けませんでした。
むしろかなり好きな作品のひとつになってます。
純の心の声というナレーションに愛（いとし）がリアクションする形でストーリーが進みますが、純が心を閉ざした時にナレーションが愛（いとし）にスイッチした瞬間は衝撃でした。純に襲いかかった苦しみの大きさを理解するのに、こんな方法があるのかと。
ツライ人生の中の小さな幸福を見つけようと足掻く登場人物たちのことを本当に愛おしく感じていました。
朝ドラ恒例「あさイチ」での受けをキャスト本人がやっちゃってたのも結構な破壊力でしたな(笑)。
賛否両論となった愛（いとし）のラスト。
これに関しては「純情きらり」のラストでヒロインが同じような展開になった際に、朝ドラのヒロインにありえないラストシーンだという批判が出ていたことを知っていたので、特に驚きもせずというカンジでしたね。

【連続テレビ小説「あまちゃん」（平成25年度前期）】
まさか宮藤官九郎さんがNHKの朝ドラの脚本を手掛けることになるなんて。
そして演劇界でマニアックに演じておられる方々があんなに朝からハジケちゃってるなんて。
それはそれはいろいろと衝撃を受けました。
中でもイチバンの衝撃は2011年3月11日の描き方。直接的ではない予想を超越する表現の仕方で、それでもあの日の記憶を蘇らせるには十分でした。
そして、たった1回だけしか登場していないのに印象に残り過ぎている「前髪クネ男」の存在も衝撃でしたね(笑)。

【連続テレビ小説「純情きらり」（再放送）】
正直、再放送されると思わなかったので嬉しかったです。
周りに散々たしなめられながら、それでも夢を実現しようと頑張るも、時代や身辺の変化で夢を諦め、最後は決して明るくない人生となるヒロイン…という朝ドラとしては少々異質な話。
原作が存在する作品で、ラストシーンは原作と違っているそうなのですが、OA当時には原作を知る方々が「ラストはどうなるんだ？」「朝ドラヒロインがこんなラストを迎えていいものか？」と騒いでいたようですしね。
ワタシの中で印象的だったのは音楽を扱っていたこと。クラシックもジャズも出てきたのは耳馴染みの曲だったけど、時代背景を考えると新鮮に聴こえたんです。
あとはヒロインの宮崎あおいちゃんとその夫となる福士誠治くんが良かったです。いいカップルだったと思います。

【連続テレビ小説「てっぱん」（再放送）】
これは本放送の時に見ていたのですが、ちょうど物語の終盤に東日本大震災が発生。放送が変則的になっていたため見ていない部分がありました。
あらためてきちんと見て思ったのですが、朝ドラにしては珍しくヒロインが想い人ときちんと結ばれてないんですよね。お互いの気持ちを確認し合っていて、心は繋がってるという感じではあるんですが、それぞれの夢や目標を尊重するために一緒にはいないという、ちょっと新鮮で未来が気になるラストでした。
とにかく、お好み焼きが美味しそうだったなぁ。

【大河ドラマ「八重の桜」】
恥ずかしながら、新島襄さんは知っていたけど奥様のことまでは知らず。幕末の作品はいくつもありましたけど、会津を扱ったものは見たことがなく。
ということで、2つの意味で勉強になりました。
印象に残っているのは、やはり壮絶な会津の籠城戦。
そして、尚之助さんと襄さん、それぞれの八重さんへの告白と別れ。結婚と別れを繰り返す主人公なんてそうそういないと思うし。
幸せな日々と、戦と、多くの出会い・別れ。さまざまなエピソードを見ながら、幕末のことをある程度知っているつもりでいたけど、あまりにも会津のことを知らな過ぎたと感じました。
これでまた少し幕末の歴史を多角的に見られるのかなと思ったり。

【土曜ドラマ「実験刑事トトリ2」】
パート1も見ていたので、パート2があると知って嬉しかったですー。
コンビものの刑事ドラマなんてのは数え切れないほどありますが、トトリさんの偏屈さと安永くんの頑固さが好き。
あと、先輩後輩関係が年齢と違っているところもいいんですよね。
都鳥さんやマコさんのバックグラウンドが垣間見えるストーリーもあったから、なかなか面白かったです。
ストーリーとしては初回の建築家の話、第5回の小説家の話が好きでした。

【プレミアムよるドラマ「POWER　GAME ～パワーゲーム～」】
とても真面目に滑稽でおバカなことをやってて、途中からもうコメディを通り越してバラエティなんじゃね？という感覚すら感じ始めましたが、最後はちゃんと人間ドラマになってて感動。
広告代理店が舞台になるドラマは初めて見たので、新しい世界を覗いた気分でした。

【プレミアムドラマ「ハードナッツ！～数学girlの恋する事件簿～」】
「あまちゃん」の橋本愛ちゃんと「おひさま」の高良健吾くん、という朝ドラ出演者コンビ。
数学からアプローチするミステリー。
こんな理由で見始めました。
数学苦手なワタシが数学のミステリー見るのはいかがなもんかと思ったものの、黒板に書かれた数式はまるで分からなくても面白かったです。
興味深かったのは「ピタゴラス音律」を利用して絶対音感を逆手に取ったエピソード。そんな方法があったのか！と思わされました。おかげでまたひとつ新しいことを知ることができたのでした。

【特集BSサスペンス「死刑台の72時間」】
これはもう「ワタシ、騙されました」という言葉以外にありませんね。こんな展開なのかぁぁと、心からヤラレタ感満載でございました。
終始スリリングな展開なんだけど、最後に一気にひっくり返されて、もう驚き以外に何もなかったです。
でも、ドラマが終わって落ち着いて思い返すと、なんだかんだで登場人物は誰も救われてないんじゃないか？という気分にもなりました。
ちょっと切ないすな。

【ハンチョウ6～警視庁安積班～】
これはねー、楽しみにしていたのに、ほぼ安積さんと小池くんだったのが残念だったんだよねー。
結城も尾崎さんもちょっとしか出てこなかったから物足りなくて。4人揃ってこその“警視庁安積班”だってのになぁ。
個人的には4人のメンバーでリベンジしてもらいたいところです。

【警視庁捜査一課9係】
安定の9係…と思いきや、今シーズンはお部屋が新しくなり、浅輪くんと倫子ちゃんがルームシェア。
特に浅輪くんのプライベートを見ることができたのは嬉しかったですねん。前髪結んで可愛かったし♪

【リーガルハイ】
シーズン2は古美門先生と黛先生の対戦相手が変わったので、落とし所が少し変わったなぁと思ったんだけど、
古美門先生の鬱陶しさと黛先生の真っ直ぐさという基本軸は変わらないし、草の者の力技のバックアップも相変わらずで、服部さんもさらに新たな経験値を見せてくれて、シーズン1と変わらず見飽きない作品でした。
毎回古美門先生の痛烈な言葉に胸を突かれる思いでした…が、ラストの羽生先生オチで見事に全てのストーリーがぶっ飛びました(苦笑)。

【CLAMPドラマ「ホリックxxxHOLiC」】
WOWOWでOAされたドラマ。マンガが原作でアニメ化もされていますが、どちらも目にしていない状態でドラマを見ました。
“朝ドラ「ごちそうさん」で夫婦役を演じている2人が共演しているから”という理由だけで、DVD-BOXを衝動買いしたんです。ハマるってこういうことなのですよ(笑)。
ストーリー自体はワタシが好きなタイプの不思議な話。非日常なこと、だけど、日常にあるようなところに帰結する話。何度も何度も繰り返し見ては、ストーリーにどっぷり浸かるという日々を送ってました。
ドラマを見た後にアニメを見たのですが、原作と実写はキャラのイメージが違うんですよね。原作からの流れでドラマを見ると、違和感を感じるんだろうなと思いました。
でも、ドラマ独自の世界の中に原作のエッセンスが散りばめられていて、ストーリーの本質を外してはいないという印象を受けました。
侑子の言葉で心をグッと鷲掴みにされるような瞬間が何度もあって、考えさせられることもたくさんあって、こんなマンガがあるんだなぁって感慨を受けました。
個人的にはアニメを見ていて、ドラマに登場していないキャラやエピソードも見てみたくなったので、続編作ってもらえるといいなぁと思ったりしてます。

連続テレビ小説「ごちそうさん」（平成25年度後期）
連続テレビ小説「ちりとてちん」（再放送）
連続テレビ小説「ちゅらさん」（再放送）
大河ドラマ「龍馬伝」（再放送）
この4つは今のところガッツリとどハマり中につき日を改めて、ということで。