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epiloge−大学卒業
2011. 2.28 (Mon)
放送大学エキスパート申請してみます
放送大学には既定の科目の単位を取得してその分野の専門性の高さを証明する
「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)」という制度があります。
2006年度から成立したのですが、成立時点から申請できそうなジャンルがあり、
卒業までになんとか取りたいと密かに狙い続けていました。
予定していたのは2つだったのですが、結果的に申請可能になったのは3つ。
・社会生活企画プラン…個人・コミュニティ・組織など社会の仕組みを科学的にプランニングする「社会企画士」を目指す。
・社会探求プラン…社会学・経済学を徹底網羅。基礎から応用まで、政策課題の分析法をマスター。
・市民活動支援プラン…政治的な教養、法的な枠組みを学び、市民活動への高度なサポート能力を育成。
履歴書には書けると思うけど(ジョブカードには書けるらしい)、実際にどう役に立つのか。
そこんとこは全然分かってないんですけどもー。(←ダメじゃん)
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2011. 3.20 (Sun)
本部の学位記授与式が中止になりました
平成23年3月11日
東日本を未曽有の大震災が襲いました。
日本を揺るがす大変な災害になりました。
その影響によりNHKホールでの学位記授与式が中止されることになりました。
残念だけど仕方ない。
卒業は喜ばしいんだけど、こればかりはどうすることもできない。
この春、卒業する学生さんはきっといろんな思いを持って卒業することになるのでしょう。
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2011. 3.26 (Sat)
ネットで卒業式!
本部での卒業式が中止になったことを知った有志の方々が、
「ネット上で卒業式をやろう」
という企画をたててくださいました。
Twitterを通じて集まった出席者は卒業生と在校生。さらには副学長まで!
まずは震災の被害者に対して黙とう。
次に放送大学のサイトに掲載された学長のメッセージを確認。
(文書と動画がアップされていました)
副学長からもコメントをいただきました。
その後、在学中の思い出を語りまくり、みんなで学園歌の斉唱(ツイート)。
最後はみんなで(エア)クラッカーでおめでとう!とお祝い。
副学長からは「来年このメンバーでオフ会ができたら楽しいね」のお言葉も。
学長からのメッセージにも来年度の卒業式に出席できるよう検討するとの話もあったので、
ちょっと期待したいところですね。
当日のようすはこちらから
「平成22年度放送大学WEB卒業式」
http://togetter.com/li/116200
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2011. 3.27 (Sun)
放送大学卒業式&学位記授与式@福岡学習センター
本学の学位記授与式が中止になるという連絡があった際、
学習センターでの授与式に参加しないか、という打診がありました。
なんだかんだで結局東京へは行かないことになったことと、
区切りとして「式」と名のつくものに参加したいと思ったので、
福岡学習センターでの学位記授与式に出席することにしました。
まずは学長のメッセージ映像。
これはネット卒業式で確認していたものと同じでした。
そして学習センター長や来賓の挨拶があり、いよいよ学位記の授与。
本部の授与式では総代が受け取るはずだったのでしょうが、
学習センターでは人数が少ないので一人ずつ授与。
名前を呼ばれてセンター長からが学位記受け取って。
久しぶりなカンジだったのでちょっとドキドキしました。
その後は学習センター長表彰で3専攻(コース)卒業者の表彰。
さらに学長表彰でグランドスラム(全専攻or全コース卒業者)の表彰も。
福岡学習センターからのグランドスラムは初めてだそうで。
そういう方を目の当たりにすると自分も…とか思ってしまう簡単な頭(笑)。
最後は記念撮影して終了。
無事に学生生活終わりましたよ!
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2011. 5. 8 (Sun)
放送大学エキスパート認定証
学位記授与式も終わり、大学のテキストや資料関係も整理を終えてしばらくたったある日。
大学から郵便物が届きました。
卒業前に申請していた「放送大学エキスパート」の認定書が届いたのです。
もしや申請書が紛失とかあったりするのか?とか心配しましたが、
震災に重なり新年度で超ハードな時期だったせいかもで、申請から2ヶ月後に届きました。
立派な申請書はもちろんのこと、ちゃんとしたカードも。
そして厚紙でできた簡易賞状立てなるモノまでついてきました。
いや、飾りませんけども(笑)。
ワタシがそれなりに勉強した証です。
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2011. 5.31 (Tue)
卒業によせて
入学してから丸8年間。
最初の目標は資格取得のために単位を取得することだったのだけど、
会社での異動がきっかけで目標は大学卒業になりました。
印刷教材(テキスト)が届くとその内容にビビりまくり、
あっというまに通信課題が届いて締め切りに追われ、
その合間には面接授業であちこちへお出かけして、
そうこうしているうちに学期末の単位認定試験。
そんなサイクルが半年単位で繰り返されました。
体調不良で寝込んで学期を棒に振ったり、
仕事を抜けられずに受けたい試験を受けられなかったり、
何度授業受けても単位を取れなかったり。
本当に何度心が折れそうになったことか。
でも、試験の結果が良かったりすると嬉しくなる単純さもあって(笑)、何とか乗り越えられました。
特に記述式の試験が好成績だと勝った!と思ったりして。(もちろん何度も惨敗していますけども)
放送大学の卒業が難しいのがよく分かりました。
とにかく単位認定試験のハードルが高いんですね。
選択式だと問題数が10問しかない科目なんて1問10点ですから。
1問1問が勝負なんですよ。
しっかり勉強してないと試験にクリアできない難しさを痛感しました。
後半はワタシが記述式に向いていることに気づいたので、
意識して記述式の科目をチョイスしたりもしました。
通信制大学に必須のスクーリング(面接授業)。
興味ある科目が多過ぎて、スケジュール調整が大変でした。
受けたい科目が同じ日にぶつかって残念だったこともしばしば。
福岡や北九州だけでなく佐賀・熊本・長崎・広島と遠征。
各地で個性豊かな先生方と楽しく学ぶことができました。
福岡では大宰府講座がイチバンの思い出。
フィールドワークという名の遠足のようなカンジで(笑)。
3回も同じ科目をチョイスしたワタシもなんだかな、ですが、それくらい興味ある授業でした。
福岡に住んでいながらこんなに福岡を知らなかったのかと愕然。
今は大宰府ならちょっと観光案内できるかも。
放送大学のイチバンの魅力は科目の豊富さにあると思いますが、それに加えて学生たちのやる気がハンパない。
人生の先輩方が学ぶ姿勢というのは刺激になるものです。
両親も学習センター周辺で試験勉強している学生さんの姿を見て驚いてました。
年齢に関係なく、みんな必死にテキストを読んでいてスゴかったと。
そうさせる何かが大学にも学生にもあるのかもしれません。
さて、ワタシの卒業後。
今回は再入学しませんでした。
当初の目標だった資格試験を受験できる身分になったので、その資格試験に挑んでみようかと思っています。
もちろん再入学というのも視野に入れています。
出来ることならグランドスラムを狙いたいところですが、いかんせん苦手とする分野もありますからして…。
でもまたこの大学で学びたいという気持ちはあります。
魅力的な大学であることは間違いないですしね。
ワタシが入学した頃と今ではいろんなことが変わりました。
印刷教材はカラフルになったし、CDやDVDが付いてる科目もある。
テレビやラジオで学ぶ大学ではありますが、スカパーやケーブルテレビに加入しなくても、
インターネットで授業を視聴することが可能になりました。
また、インターネットで自分の学習情報を確認することも可能になりました。
面接授業は地元密着の内容も増えてます。
膨大な科目数。
きっと誰にでも1科目は興味ある科目があると思います。
ワタシのキャンパスライフにお付き合いいただき、ありがとうございました。
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